2022/04/11

2022年4月号特集「沖縄振興の半世紀を振り返る-沖縄返還50周年」

本年は、1972年5月15日に沖縄が日本に復帰してから50周年に当たります。この特集では、この50年間に官民が取り組んできた沖縄振興開発について、これまでの経緯、現在の状況を統計データ等も用いながら概観し、今後の課題・展望について論じます。

巻頭言「沖縄経済の自立型発展に向けて」
  株式会社日本総合研究所 チェアマン・エメリタス
       高橋 進(沖縄振興審議会会長)
「沖縄振興50年」
  国立公文書館首席研究官
       槌谷 裕司(元内閣府沖縄振興局長)
「沖縄経済振興50年-経済界から見た半世紀の評価と今後の課題」
  沖縄経済同友会代表幹事
       渕辺 美紀
「沖縄振興計画の成果と課題」
  琉球大学名誉教授、日本島嶼学会名誉会長
       嘉数 啓
「沖縄科学技術大学院大学:沖縄における新しい大学院大学の確立」
  元沖縄科学技術大学院大学副理事長・首席副学長
       Robert Baughman
  元沖縄科学技術大学院教員担当学監・顧問
       Ken Peach
  元沖縄科学技術大学大学院大学准副学長・最高コンプライアンス責任者
       小桐間 得

2022年3月号「統計・データサイエンスの資格」

「データは21世紀の石油」とも言われますが、データから価値を創造する上では、統計・データの専門家の存在は欠かすことができません。データを適切に分析・解釈する専門家には、統計学と情報技術の実践的な知識に加え、専門分野に特化した知識も求められます。
この特集では、統計・データサイエンスの代表的な専門資格制度について紹介します。

 巻頭言「特集『統計・データサイエンスの資格』に当たって」
   大学共同利用機関法人 情報・システム研究開発機構
     統計数理研究所長     椿 広計
「統計検定のCBT化とデータサイエンス(DS)科目の開始」
   滋賀大学データサイエンス学部長・大学院データサイエンス研究科長
                  竹村 彰通
「社会調査への市民的教養の涵養をめざして-社会調査士制度の設立と意義」
   東京大学名誉教授、一般社団法人社会調査協会理事
                  盛山 和夫
「日本計量生物学会の試験統計家認定制度」
    日本計量生物学会    理事 手良向 聡(京都府立医科大学)
                理事 安藤 友紀(医療品医療機器総合機構)
                理事 大門 貴志(兵庫医科大学)
                理事 長谷川貴大(塩野義製薬株式会社)
              代表理事 松井 茂之(統計数理研究所)
「統計研究研修所における『統計人材育成』の取組」
  総務省統計研究研修所企画課長   吉田 浩生


2022年2月号特集「経済構造実態調査とその見直しについて」

 経済構造実態調査は、令和元年(2019年)に開始された新しい基幹統計調査です。この調査は、わが国の製造業及びサービス産業における企業等の経済活動の状況を明らかにし、国民経済計算の精度向上に資するとともに、企業等に関する施策の基礎資料を得ることを目的としています。
この特集では、この調査の概要を紹介するとともに、令和4年6月に行う調査の見直しなどについて解説します。

巻頭言「『経済構造実態調査』についての私的な雑感」
  東京大学名誉教授、情報セキュリティ大学院大学名誉教授
                  廣松 毅
「経済構造実態調査における実査の課題」
  株式会社日経リサーチ シニアエグゼクティブフェロー
                  鈴木 督久
「経済構造実態調査の概要と見直し」
  総務省統計局統計調査部経済統計課
「経済構造実態調査(製造業事業所調査)について」
  経済産業省調査統計グループ構造統計室


2022年1月号特集「コロナ禍と包摂性」

 巻頭言「コロナ禍にて露見、包摂性の実相」
  一般社団法人日本経済研究センター
   短期経済予測主査・主任研究員 稲葉圭一郎
「新型コロナウイルス感染症の感染拡大したにおける生活困窮者支援の現状と課題」
  厚生労働省社会・援護局
   生活困窮者自立支援室長    唐木 啓介
「障害者雇用に与えたコロナ禍の影響と今後の障碍者雇用に期待されること」
  障碍者雇用ドットコム、東京情報大学非常勤講師
                  松井 優子
「コロナ禍で考える外国人受入れの現在とこれから-新たな危機を乗り越えるために」
  国士舘大学文学部教授      鈴木江理子
「コロナ禍における女性の働き方と今後の課題」
  一般社団法人日本経済研究センター主任研究員
                  出口 恭子

2021年12月号特集「統計教員の育成」

本誌では、社会における統計学・データサイエンスに対する関心やニーズの高まりに対応して、これまで何度か統計教育に関する特集を掲載してきました。2013年以降では、「初等中等教育における統計教育」(2013.2)、「大学における統計教育の新たな動き」(2015.2)、「社会人の統計教育:現状と課題」(2016.9)、「初等中等教育における『統計』地図」(2016.12)、「統計人材の育成」(2018.12)、「統計教育と統計プロフェッショナルの認証をめぐって」(2020.11)などがあります。
今回の特集では、文部科学省の「統計エキスパート人材育成プロジェクト」が2021年度に開始されたことを契機に、同プロジェクトの枠組み、意義、その実施状況等について解説します。

巻頭言「特集『統計教員の育成』に当たって」
 大学共同利用機関法人 情報・システム研究開発機構
    統計数理研究所長    椿 広計
「『統計エキスパート人材育成プロジェクト』とは何か?」
 大学共同利用機関法人 情報・システム研究開発機構
    統計数理研究所特任教授 千野 雅人
「なぜいま大学統計教員育成が必要なのか」
 滋賀大学理事・副学長     須江 雅彦
 滋賀大学データサイエンス学部長
  ・大学院データサイエンス研究科長
                竹村 彰通
「忘れられていた科学-統計学」
 東京理科大学データサイエンスセンター長
                西山 龍映 
「群馬大学における数理データサイエンス教育の展開」
 群馬大学情報学部教授
  ・数理データ科学教育研究センター副所長
                杉山 学