2022/04/11

2021年12月号特集「統計教員の育成」

本誌では、社会における統計学・データサイエンスに対する関心やニーズの高まりに対応して、これまで何度か統計教育に関する特集を掲載してきました。2013年以降では、「初等中等教育における統計教育」(2013.2)、「大学における統計教育の新たな動き」(2015.2)、「社会人の統計教育:現状と課題」(2016.9)、「初等中等教育における『統計』地図」(2016.12)、「統計人材の育成」(2018.12)、「統計教育と統計プロフェッショナルの認証をめぐって」(2020.11)などがあります。
今回の特集では、文部科学省の「統計エキスパート人材育成プロジェクト」が2021年度に開始されたことを契機に、同プロジェクトの枠組み、意義、その実施状況等について解説します。

巻頭言「特集『統計教員の育成』に当たって」
 大学共同利用機関法人 情報・システム研究開発機構
    統計数理研究所長    椿 広計
「『統計エキスパート人材育成プロジェクト』とは何か?」
 大学共同利用機関法人 情報・システム研究開発機構
    統計数理研究所特任教授 千野 雅人
「なぜいま大学統計教員育成が必要なのか」
 滋賀大学理事・副学長     須江 雅彦
 滋賀大学データサイエンス学部長
  ・大学院データサイエンス研究科長
                竹村 彰通
「忘れられていた科学-統計学」
 東京理科大学データサイエンスセンター長
                西山 龍映 
「群馬大学における数理データサイエンス教育の展開」
 群馬大学情報学部教授
  ・数理データ科学教育研究センター副所長
                杉山 学