2020/10/03

2020年11月号特集「統計教育と統計プロフェッショナルの認証を巡って」

この特集について
「データは21世紀の石油」と言われるように、今日、データから価値を創造し、効果的に社会で活用することが求められています。それを実現するには、データ分析・活用の能力を有する優れた人材を多数確保・育成することが急務です。
この特集では、その最も基本となる統計教育と統計プロフェッショナルの認証について、4人の専門家に論じていただきました。

巻頭言
「統計教育と統計プロフェッショナルの認証を巡って」
    統計数理研究所長 椿 広計
特集論文・論考
「社会人向け教育訓練プログラムの開発と実践~これまでとこれから」
    大阪大学数理・データ科学教育研究センター特任教授 鈴木 真
「シックスシグマにおける統計教育:先任者及び組織の認証に関する国際規格」
    ISO/TC 69/SC 8・SC 7国内委員会副査
    ISO/TC/69/SC 7日本委員
    中国質量協会シックスシグマ管理推進工作委員会・専門家委員会
             石山 一雄
「大学データサイエンス教育の標準化・認証とその課題」
    統計数理研究所長 椿 広計
「次世代のための数理・データサイエンス・AI教育の実践と課題」
    完済学院大学理工学部教授 徳山 豪

2020年10月号特集「少子化:先進諸国の動向と政策対応」

この特集について
日本の年鑑出生数は、2016年には100万人を切って以降も減少がつづき、2019年は約87万人と過去最低となっています。
少子化は、先進国の多くに共通の課題とされ、様々な対策が講じられています。
一部の国では、そのような対策により出生率の低下に歯止めがかかるなど、国によって状況に違いが見られます。
この特集では、先進国及びアジアの出生率の動向を分析し、日本の少子化対策にどのような点が参考となるか、考察します。

巻頭言
「少子化:先進諸国の動向と政策対応」
  国立社会保障・人口問題研究所名誉所長 阿藤 誠
特集論文・論考
「スウェーデンにおける出生率の動向と家族政策の変遷
 - 仕事と子育ての両立支援と格差是正の視点から」
  大阪大学大学院言語文化研究科教授 高橋 美恵子
「フランス:高出生率の政策的背景」
  日本大学法学部教授 神尾 真知子
「ドイツ:出生率の反転傾向は継続するか」
  札幌市立大学名誉教授 原 俊彦
「東アジア:出生力の文化決定論」
  韓国ソウル大学保健大学院客員教授 鈴木 透

2020年9 月号特集「国勢調査100年を迎えて-令和2年国勢調査への期待」


巻頭言
「国勢調査の正確性とプライバシー保護の両立をめざして」
  一橋大学名誉教授・令和2年国勢調査有識者会議座長 堀部 政男
特集論文・論考
「国勢調査が示す日本の軌跡-人口と経済が辿った100年」
  明治大学政治経済学部教授  加藤 久和
「国勢調査ことはじめ」
  東京外国語大学教授 佐藤 正広
「国勢調査における地域別人口の注目点-民間シンクタンク研究員の視点から」
  みずほ総合研究所主任b研究員 岡田 豊
「令和2年国勢調査の概要」
  総務省統計局統計調査部国勢統計課
「令和2年国勢調査に向けた島根県の取り組み」
  島根県政策企画局統計調査課