「データは21世紀の石油」とも言われますが、データから価値を創造する上では、統計・データの専門家の存在は欠かすことができません。データを適切に分析・解釈する専門家には、統計学と情報技術の実践的な知識に加え、専門分野に特化した知識も求められます。
この特集では、統計・データサイエンスの代表的な専門資格制度について紹介します。
巻頭言「特集『統計・データサイエンスの資格』に当たって」
大学共同利用機関法人 情報・システム研究開発機構
統計数理研究所長 椿 広計
「統計検定のCBT化とデータサイエンス(DS)科目の開始」
滋賀大学データサイエンス学部長・大学院データサイエンス研究科長
竹村 彰通
「社会調査への市民的教養の涵養をめざして-社会調査士制度の設立と意義」
東京大学名誉教授、一般社団法人社会調査協会理事
盛山 和夫
「日本計量生物学会の試験統計家認定制度」
日本計量生物学会 理事 手良向 聡(京都府立医科大学)
理事 安藤 友紀(医療品医療機器総合機構)
理事 大門 貴志(兵庫医科大学)
理事 長谷川貴大(塩野義製薬株式会社)
代表理事 松井 茂之(統計数理研究所)
「統計研究研修所における『統計人材育成』の取組」
総務省統計研究研修所企画課長 吉田 浩生