2021/08/07

2021年8月号「社会生活基本調査の意義と役割」

社会生活基本調査は、生活時間の配分や余暇時間における活動の状況など、国民の社会生活の実態を明らかにする基本的な統計調査です。この調査は昭和51年(1976年)以来5年ごとに実施されており、本年10月に行われる調査が10回目に当たります。
この特集では、今回の調査の企画の背景にある議論、従来調査からの変更点、実施内容のポイントなどについて幅広く解説し、この調査の意義と役割を論じます。

巻頭言「社会生活基本調査の意義と役割」
  早稲田大学教育・総合化学芸術院教授  黒田 祥子
「介護者の生活時間と生活行動」
  専修大学経済学部教授         鈴木 菜穂美
「社会の加速と生活時間ー学歴による異質性に着目した検討」
  東京大学社会科学研究所准教授     石田 賢示
「通勤時間と生活時間の関係性について
 -テレワークの浸透で生活時間はどう変わるか-」
  リクルートワークス研究所研究員    坂本 貴志
「令和3年社会生活基本調査の概要」
  総務省統計局統計調査部国勢統計課労働力人口統計室