近年、急速な変革が進む我が国の経済統計の最新の動きを紹介しています。
統計調査における回答負担の軽減に配慮が求められる中にあって、経済政策や景気判断などに役立つ、正確で詳細な経済統計を作成するために、統計作成機関は舞台裏で様々な創意工夫が行っています。
この特集を通じて、その新たな動きについて理解を深めていただければ幸いです。
巻頭言
「経済統計の見直しを俯瞰する」
東京大学名誉教授、情報セキュリティ大学院大学客員教授 廣松 毅
特集論文・論考
「経済統計の再編に立ち会って-経済構造実態調査の創設と初めての実施」
総務省統計局調査企画課課長補佐 最上 桂
「事業所調査の新たな展開『令和元年経済センサス-基礎調査』」
総務省統計局情報管理課 星野 健
「整備が進む 我が国の事業所母集団データベース」
法政大学経済学部教授 菅 幹雄
「大規模企業の報告負担軽減に向けた取組-「企業調査支援事業」の実施について」
(独法)統計センター『統計』編成部経済統計編成課
調査支援室長 深田 浩司