2020/03/13

2020年4月号 特集「日本は移民国家に向かおうとしているのか?」

自分の写真 2019年4月1日に「出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法の一部を改正する法律」(新入管法)が施行されてから,約1年となります。日本における外国人の人口規模の拡大の動きを踏まえて、日本はすでに移民社会になっているのではないかとの意見もあります。この号では,新入管法の施行を契機として日本は本格的に移民国家に向かおうとしているのか、現状や見通しなどを考察します。

巻頭言「日本は移民国家に向かおうとしているのか?」
 阿藤誠(国立社会保障・人口問題研究所名誉所長)
「日本における外国籍人口の動向と展望」
 是川夕(国立社会保障・人口問題研究所国際関係部長)
「労働力不足と外国人労働人口の増大」
 小﨑敏男(東海大学政治経済学部教授)
「移民統合政策の現状と課題」
 鈴木江理子(国士舘大学文学部教授)
「新出入国管理政策と外国人労働者受け入れ」
 上林千恵子(法政大学区比較経済研究所客員研究員)