2020/02/10

2020年3月号特集「10年目を迎えた統計検定」

日本統計学会が実施している「統計検定」は、2011年に発足し、今年で10年目を迎えます。
この10年間で統計検定は広く普及し、大学、職場等において『統計』の学習達成度の評価に利用されています。
現在では、通常のペーパーテスト形式の試験のほか、科目によっては、コンピュータを用いて行う試験(CBT) も行われており、両者を合わせると1年間に約3万人が受験しています。
今日、データに基づく客観的な統計分析能力が求められる中で、統計検定の創設の意図、現状、今後の展望などについて紹介します。

「日本統計学会と統計検定」
 美添泰人(青山学院大学プロジェクト教授)
「大学・社会における統計検定の役割と活用」
 田栗正章(千葉大学名誉教授)
「高校でのデータサイエンス教育必修化と統計検定(DS基礎試験)による分析力評価」
 渡辺美智子(慶応義塾大学教授)
「中学校学習指導要領と統計検定」
 藤井良宜(宮崎大学教授)
「統計調査に関する資格認定の意義と役割」
 舟岡史雄(信州大学名誉教授)
「統計検定の新しい動き」
 竹村彰通(滋賀大学データサイエンス学部長)