2020/02/01

2020年1月号特集「移り行く経済政策のあり方」

冷戦後、世界に拡大を続けた自由貿易は曲がり角を迎えています。
米中の貿易戦争は小康状態を迎えたようにも見えますが、先行きが極めて不透明な状況にあります。
金融政策の限界、世界経済の長期停滞説なども懸念されており、こうした潮流は経済政策のあり方を根本から問い直しています。
この特集では、気鋭の専門家が、世界経済の直面する課題と今後の経済政策のあり方について解説します。

「今後のマクロ経済政策の全体像
 -閉塞感をどう打ち破る?長期停滞説の処方箋ー」
  小林 慶一郎
「非伝統的な財政政策
 -経済の停滞と経済政策の再評価ー」
  中里 透
「物価安定と経済政策
 -実感できるインフレを取り戻す日は近いのか?-」
  塩路 悦朗
「イノベーションは起こせるか?
 -「停滞の罠」と構造改革ー」
  青木 浩介
「トランプ政権は何を目指しているのか?」
  深作 喜一郎