2020/01/05

一般財団法人 日本統計協会のルーツをたどる

一般財団法人 日本統計協会のルーツは、明治初期に設立された二つの統計専門団体にさかのぼります。

一つのルーツは、明治9年(1876)に、統計学を学び研究する有志たちの団体として設立された「表記学社」です。
もう一つは、明治11年(1878)に、統計の編集・刊行などにより統計の普及を目的として設立された「製表社」です。

これら二つの団体は、昭和19年(1944)まで活動を続けた後、戦時下の統制によって統合され、「大日本統計協会」となりました。
戦後の昭和22年(1947)、同協会は「日本統計協会」と改称されました。
この「日本統計協会」はその後も活動を続けた後、平成25年(2013)、国による財団・社団法人制度の改革を受けて、現在の「一般財団法人日本統計協会」となりました。

日本統計協会の現在までの沿革における主な出来事を挙げると、次のとおりです。

       「表記学社」の流れ       「製表社」の流れ
明9(1876)  表記学社設立(社長:杉亨二)
明11(1878)  スタチスチック社と改称     製表社設立
                        東京統計協会と改称
明12(1879)                  『統計集誌』を創刊
明19(1886)  『スタチスチック雑誌』を創刊    
明25(1892)    『スタチスチック雑誌』を
         『統計学雑誌』と改称
昭19(1944)  「統計学社」と「東京統計協会」が統合され、「大日本統計協会」に
昭22(1947)  「大日本統計協会」を「財団法人日本統計協会」に改称
         『大日本統計協会雑誌』は『統計』に改題
平25(2013)  財団法人日本統計協会は、一般財団法人日本統計協会に
(以上)